なぜ保育士になりたかったのか

なぜ保育士になりたかったのだろうか?とお風呂の中で自問した。社宅住まいだった頃、年下の子達がたくさんいたが、その子達が慕ってくれてよく一緒に遊んでた。自分も楽しかったし感謝もされて嬉しかったことを覚えている。だから子どもの相手をする仕事=保育士となった。とずっと思っていた。

だが就職先を探す時に施設での保育がしたいと思ってたことをさっき思い出した。

乳児院や養護施設、知的障がい児の施設など。

その頃は恵まれない子どもたちの力になりたい❗と思って希望したつもりだったが、今になってみると、彼らの世話を懸命にすることで、自分がこの世に存在していてもいいんだと思いたかったんじゃないかということに気がつき愕然とする。何かを懸命にやらないと自分には存在価値がないと無意識に思い込んでいた⁉️と同時に恵まれない子どもたちと自分を比べまだ自分の方がましだと思いたかったのではないか⁉️

自分はいい人なんだとも思いたかったし思われたかったのかもしれない。

不純な動機が隠れていたことに、自己嫌悪に陥りそうになるが、その頃のそんな自分もいとおしく思う。

「自分」がわからなくてそんなことで自分に価値を見いだそうとしてたんだなあ😥

 

結局その年の施設保育士の募集はなくて、保育園に就職したのだが…